医療法人社団 大樹

歯磨きは無理に完璧を目指さない

歯科医院へ来られて、歯科衛生士さんに言われた通り歯磨きをするけれど、次に行くとやはり歯垢(プラーク)が付いていると指摘される患者さんは多いです。患者さんとしては歯科医や歯科衛生士に言われた通りにされているのだと思いますが、これはプロと一般の方の違いに基づくもので、仕方がないものなのかもしれません。
実際、一般のみなさんがパーフェクトを目指すのは難しいという現実があります。まずは70〜80%を目指しましょう。
我々歯科医師としては、歯垢のつき具合についてお話しさせていただきますが、必要以上にこだわりすぎないことも必要です。下手すると過剰になることがあります。過剰になると、歯質を削ってしまうことすらあるので、注意が必要です。歯を削らないまでも歯肉は負けて下がってしまうことは十分にあり得ます。
「一生懸命歯を磨くこと=力を入れて磨くこと」と考える方がいらっしゃいます。一生懸命とは歯ブラシをグッと握って力を入れて磨くことではありません。むしろ、本当は鉛筆を持って字を書く程度の力で一本一本丁寧に磨けば十分です。磨き残しているところがないような意味に取っていただければと思います。

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